シンボルツリーや観葉植物として人気のオリーブの木ですが、屋外で育つことを前提にした植物です。
そのため、オリーブの木を室内で育てるのには少しコツが必要になります。
いくつかのポイントを押さえないと「葉が落ちる」「枯れる」といったトラブルに見舞われることも…。
そこで今回は、オリーブの木を室内で長く育てるためのポイントや、失敗を防ぐためのコツを解説していきます。
オリーブの木を室内で育てるのは難しい?押さえておくべき3つのポイント
オリーブの木を室内で育てるのは、確かに難易度が高いです。ただ、以下3つのポイントを押さえれば長持ちさせることもできます。
室内なら南向きの窓際に置く
オリーブは直射日光を好みます。室内では、南向きの窓辺など、日光がしっかり当たる場所に置きましょう。
日照不足だと葉が落ちやすくなるため、レースカーテンも基本不要です。
風通しを確保
風通しが悪いと湿気がこもりやすく、病害虫が発生しやすくなります。
定期的に窓を開けたり、サーキュレーターや換気扇を使うなどして、空気の流れを確保すると良いでしょう。
また、過湿を避けるため、鉢底から水がしっかりと抜けるような排水性の良い鉢を使うことも大切です。
水をあげすぎない
オリーブは乾燥を好むため、水やりは控えめに。土の表面が乾いたタイミングで水を与え、過剰な水やりを避けます。
特に冬は成長が緩やかになるため、水やりの頻度をさらに減らしましょう。
水やりのタイミングが分からない場合は、水やりチェッカーを使うと失敗を回避できます。
本物そっくり!超リアルなオリーブの木のフェイクグリーン【おすすめ3選】
日当たりが悪い北側のお部屋やペットがいるご家庭でも、日当たりや虫を気にせずオリーブを楽しむ方法があります。
それが、「人工観葉植物(フェイクグリーン)」という選択肢です。
今回は、本物そっくりで超リアルなオリーブの木(フェイクグリーン)を厳選して3つご紹介します。
オリーブの木 115cm
オリーブの葉が持つくすんだ緑色、実までをリアルに再現しているのが、アーティフィシャルフラワー(造花)専門店「はなどき」のフェイクグリーンです。
緑の濃淡、葉脈まで丁寧に作られていますね。もちろん、日当たりや風通し等を気にする必要はありません。
面倒な植え替えや剪定も不要。 土も使わないため虫が湧く心配もいらず、置きたい場所に置くことができます。
高さ約115cm。お部屋のシンボルツリーとしてもおすすめのオリーブの木
高さは約115cm。身長160cmの方ならみぞおちあたりまでの高さです。
存在感があるので、お部屋の雰囲気を決める「シンボルツリー」としてもおすすめですよ。 到着直後は枝が閉じている状態です。
枝の内部にはワイヤーが入っているため、優しく広げるようにして好みの樹形に整えられます。
オリーブの木 光触媒
株元から枝先までボリュームのある姿が印象的なのが、インテリアショップ「ココテリア」のオリーブの木です。
自然な雰囲気のこちらのオリーブ。
実は、日光や照明光が当たると「空気清浄」「抗菌」「消臭」などの効果を発揮するんです。
日光、照明光に当たることで「空気清浄効果」を発揮する!
こちらのオリーブは「光触媒加工」が施されています。
光触媒とは環境浄化材料のことで、光触媒加工が施された部分に光(紫外線、蛍光灯、LED)が当たることで、その表面に強い殺菌力が生じます。
高級フェイクグリーン
オリーブ葉が持つ独特の光沢感、葉裏の銀灰色。質感、緑色、茶色の濃淡、枝のささくれ具合。
鉢にいたるまでこだわり抜いて制作されているのが「フェイクグリーン専門店PRIMA(プリマ)」のオリーブの木です。
葉っぱ一枚一枚まで丁寧に作り込まれています。また、オリーブの実も本物に忠実、とにかく自然な色合いです。
枝は至近距離で見てもまるで本物。節まで繊細に表現されていますね。
「枯れないからこそ、本物ではないからこそ、本物以上の美しさを追求したい」というのが「フェイクグリーン専門店PRIMA(プリマ)」のこだわりです。
くわしくはこちら オリーブ TPプランター H195cm フェイクグリーン
ラッピング、メッセージカード、立札まで無料、丁寧な梱包で贈り物にもおすすめ
ラッピング、メッセージカード、立札まで無料対応。梱包も丁寧、フラワーギフトにもおすすめです。
ラッピング希望の場合、購入時に「ギフトサービスを利用する」にチェックを入れます。
メッセージカードは横書きで、文面は70文字以内なら自由に作成できます。
ラッピングはフェイクグリーンの雰囲気に合わせたカラー・形状でまとめてくれるので、安心してお任せできますね。
オリーブの木を室内で育てる時によくあるトラブルと対策
オリーブの木を室内で育てる際に陥りがちなトラブルには、以下のようなものがあります。原因と対策を把握し、未然に防ぎましょう。
葉が落ちる
葉落ちは「日照不足」や「過湿」が主な原因です。日当たりの良い窓辺に移動し、排水性の良い土に植え替えを行いましょう。
また、空気がこもる場所に置くと湿気が溜まりやすいため、風通しの良い場所に移動することも重要です。
枝や幹が細くなり、成長が鈍い
成長が鈍化したり幹や枝が細くなるのは、「日光不足」が主な原因です。
肥料を与えたからといって、十分な光と風が無ければ根を傷めることもあります。
室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想です。
害虫の発生
風通しの悪い場所に置いていると、カイガラムシやハダニなどが発生することがあります。
害虫が付着してしまった場合、すぐに取り除くか、農薬を散布して対策を行いましょう。
屋外に出すことで害虫が付く可能性もあるため、定期的なチェックを怠らないようにします。
オリーブの木を室内で育てるのは難しい?失敗を防ぐコツと解決策【まとめ】
オリーブの木を室内で育てる際は、日光、風通し、乾燥をキーワードに、環境を整えることが成功のポイントです。
少し難しい部分もありますが、正しい知識と適切なケアがあれば、室内でも健康で美しいオリーブの木を育てることが可能です。
また、室内での管理に自信がない方は「フェイクグリーン」という選択肢もあります。
室内グリーンを置くことで生産性が15%上昇するという研究結果も
こんな研究結果が出ています。
エクセター大学のクリス・ナイト博士と10人の心理学者たちによる研究 では、「オフィスにいくつかの観葉植物を置くことで、同じオフィスでも従業員たちが活動的に働くようになり、生産性が15%上昇することが判明した」といいます。 参照:STUDYHACKER 公式HP「アマゾンが新オフィスを植物だらけにした興味深い理由。視界のグリーンがもたらすメリットがすごい!」より
上記のとおり。
しかも、このような効果は本物の植物はもちろん、今回ご紹介したフェイクグリーンや植物の写真、イラストなどでも得られるのだそう。
植物によっては室内で育て続けるのが難しい種類もあります。オリーブもそのひとつです。 そのような植物はフェイクグリーンで取り入れるのも選択肢のひとつでしょう。
フェイクグリーンのデメリットは、「作りが雑だと安っぽく見えてしまう」「生長を楽しめない」。この2つです。