「造花とプリザーブドフラワーの違いは?どちらが長持ちするの?」
「造花とプリザーブドフラワー、価格が同じくらいの場合はどちらを購入すべき?」
このような疑問にお答えします。
この記事を読めば、造花とプリザーブドフラワーのどちらがあなたと相性抜群かが分かるよ!
造花とプリザーブドフラワーの違いとは?どれくらいもつ?
造花とプリザーブドフラワーは姿は似ていますが、材料から製作方法まで全く異なります。
造花とプリザーブドフラワーの違いとは?
季節の花束 春の香り スイート ロング 造花 フラワーアレンジメント NEW ¥11,000(税込)
造花はポリエステルやポリエチレンなど作られた人工的な植物です。プリザーブドフラワーと比べると手入れの手間はほぼかからず、しかもより長持ちします。
一方、プリザーブドフラワーは本物の植物を使用しているのが特徴です。
天然花を特殊な液体で処理し、色や形をそのままに保存するプリザーブドフラワー。本物の花のように香りや風合いが楽しめますが、造花に比べると寿命が短いです。
概要 | 寿命 | 価格相場 | |
造花 | ポリエステルやポリエチレン等を使い、本物の植物に似せて製作 | 約3年~10年以上(設置環境により異なる) | 約100円~10万円以上とピンキリ(品質やサイズによって異なる) |
プリザーブドフラワー | 本物の花を特殊な液体で処理し製作 | 1~2年程度(設置環境によって異なるが、湿気の多い日本では持って5年ほど) | 約100円~10万円以上とピンキリ(品質やサイズによって異なる) |
造花とプリザーブドフラワー、価格に大きな差はほとんど無いんだね。持ちの良さで選ぶなら断然造花がおすすめ。
ただ、造花は作り物。低品質な造花は安っぽい印象を与えてしまう。造花にするならできるだけリアルで高品質なものを取り入れよう。
造花のメリット・デメリットは?
ローズ 薔薇 シェルピンク 単品花材 造花 アーティフィシャルフラワー ¥2,750(税込)
- 造花のメリット…素材がポリエチレン、ポリエステルなどのため長持ちする。設置環境にもよるが3~10年以上は持つ。水やり、植え替えなどの手間要らずで枯れることも無い。土も水を使わないので室内でも清潔。
- 造花のデメリット…低品質なものだと安っぽい印象を与えてしまう。また、日当たりの良すぎる場所に置くと色褪せしやすい。
プリザーブドフラワーのメリット・デメリットは?
- プリザーブドフラワーのメリット…本物の花を使用しているのでより自然な見た目。かつ長期保管が可能。染色によりさまざまな色合いの花が楽しめる。水やりの手間も不要。美しい状態の花を長期で楽しめ、中には香り付きのものもある。
- プリザーブドフラワーのデメリット…造花に比べると寿命が短い。設置環境にもよるが、湿度の高い日本では1~2年ほどが目安。花びらが崩れてきたら処分のタイミング。
お好みで香りが選べる商品も。ラッピングを開けた瞬間に広がる心地よい香りが人気です。
造花とプリザーブドフラワーなら、造花の方が長持ち
造花の寿命が約3~10年以上なのに比べ、プリザーブドフラワーの寿命は1~2年程度と短いです。
プリザーブドフラワーの寿命はヨーロッパでは約10年といわれますが、湿度の高い日本では持っても5年ほど。綺麗な状態を楽しめるのは1~2年程度です。
プリザーブドフラワーの場合、保管場所によっては1~2年程度で劣化症状が現われることも。造花とは違い、「永遠に枯れない」ということはありません。
プリザーブドフラワーを長持ちさせるコツは3つ
プリザーブドフラワーを長持ちさせるコツは以下の通りです。
- 直射日光に当てない(強い照明光も避けた方がよい)
- 窓から離れた場所に置く
- なるべく触れない
繊細なプリザーブドフラワーは、高温多湿・低温乾燥をできるだけ避け、寒暖差の少ない環境で保管することでより長く楽しめるよ!
造花とプリザーブドフラワー、迷ったらどっち?造花はこんな人におすすめ
造花は花とは限りません。観葉植物を表現したフェイクグリーン(人工観葉)もあります。
アジアンタム ウォーター H46cm 観葉植物 フェイクグリーン ¥8,800(税込)
そして、以下3つの特徴のどれかに当てはまる人は、造花やフェイクグリーンとの相性が抜群です。
造花と相性がいい人の特徴①植物を枯らしがちな人、部屋
「生花や観葉植物を購入するものの、いつも長持ちしない…」
そんな方には造花やフェイクグリーンがおすすめです。
また、「日当たりや風通しがイマイチで植物がうまく育たない場所のみ造花を取り入れる」というのもよいでしょう。
たとえば、窓の無い玄関やトイレ、日照時間が短く寒くなりがちな北側の部屋などです。
光触媒加工済みのフェイクグリーンなら、日光や照明光に反応して「消臭」「抗菌」「防汚」などの空気清浄効果を発揮してくれます。
造花と相性がいい人の特徴②日々の手入れが難しい人
プリザーブドフラワーと比べ、造花は置き場所にそこまで配慮する必要はありません
あまりにも日差しの強い場所だと色褪せしやすくなりますが、それ以外はそこまで神経質にならなくてもよいでしょう。
お手入れといえば月に1回程度、表面に溜まった埃を拭ってやるくらいです。
置き場所も室内であれば基本どこに置いても構いません。その上、水やりや植え替えなど面倒なお手入れ不要な造花は忙しい方にもぴったりです。
造花と相性がいい人の特徴③虫が苦手な人
土や水を使わない造花やフェイクグリーンは、虫が苦手な人でも安心して楽しめます。
本物の植物であれば、日当たりや風通しの悪い場所に置いていると、害虫やカビが発生しがちです。
造花ならそんなこともありません。室内に土を持ち込む必要も無いので衛生的。食卓まわりや寝室などでも清潔に管理できます。
造花とプリザーブドフラワー、迷ったらどっち?プリザーブドフラワーはこんな人におすすめ
プリザーブドフラワーとの相性がいい人は以下3つの特徴を持っています。
プリザーブドフラワーと相性がいい人の特徴①本物にこだわる人
「せっかく取り入れるならやっぱり本物がいい!でも、本物は管理が大変だしすぐに枯れてしまう…。」
そんな方と相性抜群なのがプリザーブドフラワーです。何しろ本物の花を使用しているため、繊細でリアルな質感を楽しめます。
プリザーブドフラワーと相性がいい人の特徴②花が好きな人
花が好きな人におすすめなのはプリザーブドフラワーです。
生花のような柔らかさと美しさを感じられるプリザーブドフラワー。本物の切り花であれば、種類にもよりますが持って数週間。
しかも、生花の場合は水替えや水切り作業が必要です。プリザーブドフラワーなら最高に美しい状態を1~2年も楽しめます。
プリザーブドフラワーと相性がいい人の特徴③香りを好む人
プリザーブドフラワーによっては香り付きのものもあります。商品によっては好みの香りの中から好きなものを選べることも。
※ただし、香りは長期で持続するものではありません。
また、ショップによっては「光触媒加工」を施してくれることも。光触媒加工をすることで、太陽光や照明光に反応し消臭・抗菌・防汚などの効果を発揮します。
☆★ギフトに最適なお花プリザーブドフラワー。お祝いや誕生日プレゼントをお探しなら「プリザーブド&花雑貨 My Treat」
贈り物で購入する場合、造花ととプリザーブドフラワーどちらにすべき?
では、自分自身ではなく贈り物として購入を検討する場合、造花とプリザーブドフラワーどちらにすべきでしょうか。
花が好き?観葉植物が好き?贈る相手を想像してみよう
造花の中には、観葉植物を表現した「フェイクグリーン(人工観葉)」もあります。
花が好きな方にはプリザーブドフラワーや造花を。花よりも観葉植物が好きそうな方にはフェイクグリーンもおすすめです。
観葉植物を枯らしがち…そんな方にはフェイクグリーンがおすすめ
特に、「インテリアに観葉植物を取り入れたいけどすぐに枯らしてしまう」なんて人にはフェイクグリーンが喜ばれるでしょう。
アイビー×レザーファン フレーム 観葉植物 フェイクグリーン eco ¥12,100(税込)
土も水を使わないフェイクグリーンなら、日当たりや風通しを気にせず好きな場所に置けます。
置き場所がなかなか確保できない場合、空間を利用して飾れる壁掛けタイプや吊り下げタイプもおすすめですよ。
造花やフェイクグリーンをプレゼントするなら高品質なものを選ぼう
松 三本 ウォールデコ CUPBON 盆栽 フェイクグリーン ¥5,500(税込)
ただし、造花であるフェイクグリーンをプレゼントとして贈るからには、安っぽいものは×。
大切な人への贈り物として選ぶなら、造花専門店の高品質でリアルなフェイクグリーンがおすすめです。
ドウダンツツジ フェイクWater H100cm フェイクグリーン【当日出荷】 ¥15,400(税込)
造花専門店の造花は細部まで繊細に作り込まれているのが特徴です。色の濃淡、枝のささくれ具合までリアルに表現されています。
高品質な造花は至近距離でも本物と見間違えるほどのクオリティです。
まとめ
ということで、今回は造花とプリザーブドフラワーの違いと、造花とプリザーブドフラワーで迷ったらどちらにすべきかを解説しました。
造花はプリザーブドフラワーに比べて高寿命です。高品質な造花であれば、至近距離でも本物と見間違えるほどのクオリティを持ちます。
一方、プリザーブドフラワーは本物の質感と繊細さが長期で楽しめるのが魅力。取捨選択するのではなく、置き場所によって両者を取り入れてみるのもおすすめですよ。
造花とプリザーブドフラワーの違いは?迷ったらどちらにすべき?
- 造花はポリエステルやポリエチレンが材料、人工的に作られた植物である
- プリザーブドフラワーは本物の花を長期保存可能な状態に加工したものである
- 造花とプリザーブドフラワーなら造花の方が高寿命である
- 本物にこだわるならプリザーブドフラワーがおすすめ
- 造花とプリザーブドフラワー、どちらにするか迷ったら置き場所を考慮した上で選択する
- 寒暖差の激しい場所や日差しが強い場所はプリザーブドフラワーの劣化速度を早める
- 観葉植物を枯らしがちな人、室内に土を持ち込むのに抵抗がある人、虫が苦手な人にはフェイクグリーン(造花の観葉植物)がおすすめ