屋外にフェイクグリーンを設置する際、心配なのが「風ですぐ倒れないか」ということです。
「鉢ごと庭に埋めてしまうのはどうか?」と、検討されている方も多いのではないでしょうか?
今回は、フェイクグリーンを屋外に設置するときの風対策について紹介します。
屋外用フェイクグリーンを庭に植えることは可能?
屋外対応型フェイクグリーンが風で倒れるのを防ぐためには、鉢ごと庭に埋めてしまうというのも選択肢のひとつです。
ただし、紫外線や雨風などによってどうしても劣化は早まります。
フェイクグリーンを庭に植える手順
- できるだけ直射日光の当たらない場所を選ぶ
- フェイクグリーンの高さの1/4~1/3程度の深さの穴を掘る
- 鉢ごと埋める。周りを砂利や小石で埋め、さらにセメントを注ぐと安定する
- 穴を土で埋める。土をしっかりと踏み固めてフェイクグリーンがぐらつかないようにする
- 万が一に備え、近くに柵や支柱があれば紐でフェイクグリーンをくくりつけておく
フェイクグリーンは重しが十分ではありません。
屋外対応型フェイクグリーンであっても、台風時は安全な場所へ移動させるのが基本です。
そもそも倒れないものを選ぶのも選択肢のひとつ
目隠しとしてフェイクグリーンを屋外に設置したいなら、風で倒れる心配の要らないカーテンタイプもおすすめです。
カーテンタイプなら柵やフェンスに結束バンドで留めるだけなので、戸建て・賃貸を問わず簡単に設置できます。
もちろん、風で倒れる心配は要りません。万が一、風で飛ばされても人や物を傷つける心配もほとんど無く安心です。
フェイクグリーンを屋外に設置するメリット
メンテナンスの手間がかからない
フェイクグリーンなら、本物の植物と違って水やり、施肥、剪定などの手間が不要です。
枯れたり弱ったりする心配がなく、綺麗な樹形を保つことができます。
ずっと枯れない
天候に左右されず、寒くても暑すぎても枯れることがありません。
特に屋外対応型フェイクグリーンは、極端な気温変化や悪天候にも強い製品が多いです。
UVカット加工のものだと劣化しにくい
屋外対応型フェイクグリーンの多くは、UVカット加工が施されています。
紫外線や湿気に強い素材を選べば、通常のフェイクグリーンに比べて、色あせや劣化が少ないです。
アレルギーのある人でも安心
フェイクグリーンであれば、花粉やカビの心配がありません。そのため、アレルギーのある人でも安心して利用できます。
フェイクグリーンを屋外に設置するデメリット
本物の植物より費用がかかることも多い
フェイクグリーンは本物の植物よりも初期費用が高くなることがあります。
特に高品質なフェイクグリーンは価格も高めです。
ただ、長期的にはメンテナンス費用がかからないため、コストは抑えられることも多いです。
色褪せが生じやすい
屋外で長期間使用していると、紫外線や雨風によってどうしても色あせや劣化が目立ってきます。
傷んだフェイクグリーンは見栄えを悪くしてしまうため、色褪せが生じてきたら交換する必要があります。
鉢・プランタータイプは風で倒れやすい
強風や嵐などで倒れたり飛ばされたりするリスクがあります。
特に軽量なフェイクグリーンは、固定が甘いと風で飛ばされやすくなります。
風で倒れるのが心配な場合は、倒れる心配の要らないカーテンタイプのフェイクグリーンもおすすめです。
フェイクグリーンは庭に植えることは可能?屋外でも倒れない選択肢も【まとめ】
- 屋外型フェイクグリーンであっても、台風時は安全な場所へ移動させるのが基本
- 屋外に置いたフェイクグリーンが風で頻繁に倒れるなら、土に埋めてしまうのも選択肢のひとつ
- ただし、紫外線や雨風に晒されることでフェイクグリーンの劣化は確実に早まることは理解しておく
- 屋外でも倒れないフェイクグリーンが欲しいなら、カーテンタイプのグリーンフェンスもおすすめ