苔玉にカビが発生すると、見た目だけでなく苔玉自体の健康にも影響を及ぼします。
室内の場合は、カビの胞子が飛散することによる健康への影響も心配です。
そこで今回は、苔玉にカビが生えた場合の対処方法と、カビ対策について詳しく解説します。
苔玉にカビが生える原因は?
苔玉にカビが生える主な原因は、過剰な湿度と通気不足です。
カビは湿った環境を好むため、苔玉が常に湿った状態にあるとカビが発生しやすくなります。
水のやりすぎ
水やりの頻度が高すぎると、苔玉が常に湿った状態になり、カビが発生しやすくなります。
苔玉の水やりは、玉の中心が乾いてからたっぷりと水を吸わせるのが基本です。
風通しが悪い
苔玉が置かれている場所が風通しの悪い場所だと、湿気がこもりやすくなります。
室内の場合は、窓を閉めっぱなしだとどうしてもカビが生えやすくなります。
苔玉にカビが生えたらこう対処しよう
苔玉にカビが発生した場合は、以下の手順でカビを取り除きましょう。
カビの除去
まず、カビが生えている部分を取り除きます。
清潔なピンセットやハサミを使って、カビの部分を慎重に取り除きましょう。
消毒
カビを取り除いた後、消毒を行います。市販の殺菌治療剤「ベンレート」が良いでしょう。
約1000倍に薄めたものをスプレーするか、カビの範囲が広い場合は消毒液の中に苔玉ごと1時間ほど漬け込みます。
乾燥
消毒後は、苔玉をしっかりと乾燥させます。
風通しの良い場所に置き、直射日光は避けましょう。
再配置
乾燥が完了したら、苔玉を再び適切な場所に配置します。
通気性の良い場所で、適度な湿度を保つよう心がけましょう。
苔玉のカビ対策
カビの発生を予防するためには、苔玉の管理方法を見直すことが重要です。以下のポイントに注意して、カビの発生を未然に防ぎましょう。
水やり頻度の見直し
- 春・秋:2日~3日に1回くらいが目安
- 夏:1日1回が目安
- 冬:週1回くらいが目安
苔玉の表面が乾燥してから水やりを行うようにしましょう。過剰な水やりはカビの原因になります。
水やり頻度は、苔玉のサイズや設置場所、時期などによって異なります。
通気性を確保
苔玉を置く場所は風通しの良い場所を選びましょう。
特に室内で苔玉を育てる場合は、サーキュレーターや扇風機を使って空気の流れを作ると効果的です。
直射日光を避ける
直射日光を避け、明るい間接光が当たる場所に苔玉を置くようにします。
直射日光は苔玉を乾燥させすぎる可能性があるため、適度な光が当たる場所が理想的です。
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苔玉にカビが生えたらどうする?対処方法とカビ対策【まとめ】
苔玉にカビが生えることは珍しいことではありませんが、適切な管理と早期の対処によって問題を解決することができます。
カビが発生した場合でも、適切な手順で対処し、再び健康な苔玉を楽しむことができます。
また、管理が難しい…と感じる方にはフェイクグリーンの苔玉もおすすめです。