丸みのあるシルバーリーフがおしゃれで涼し気なユーカリ。
枝物の中でも流通時期が長く、一年を通して購入することができます。
せっかく購入するならできるだけ長く楽しみたいもの。
そこで今回は、ユーカリの枝を日持ちさせる方法やおすすめの購入時期などについてまとめてみました。
ユーカリの枝ものは2週間~1ヵ月くらい日持ちする
ユーカリの枝は2週間~1ヵ月ほど日持ちしますが、より長く楽しみたいなら秋~冬の時期に購入するのがおすすめです。
秋~冬に購入すれば1ヵ月ほど持つ
ユーカリの枝は年中出回っていますが、特に秋~冬にかけての時期に新鮮なものを購入すれば、1ヵ月は日持ちします。
エアコンの風に直接当たると葉が乾燥で傷んでしまうので、置き場所には注意しましょう。
鑑賞後はドライで楽しむこともできる
ユーカリの枝は、鑑賞後にドライで楽しむこともできます。
ユーカリのドライの作り方は、十分に水を吸わせた状態の枝を麻紐でくくって逆さに吊るしておくだけです。
2~3週間ほどで葉の水分が抜けます。
ユーカリの枝ものを長持ちさせる方法は?
水に浸かる部分の葉はあらかじめ取っておく
水に浸かる部分の葉はあらかじめ取り除いておきましょう。
葉っぱごと水に浸かるとそこから腐ってしまったり、水を必要以上に濁らせてしまう恐れがあります。
湯あげしておく
ユーカリの枝は「湯揚げ」すると水の吸い上げが良くなります。
枝の切り口をカットし、断面を熱湯に30秒ほど浸け、その後すぐ水に浸けるのが湯揚げです。
湯揚げは「ぐったりとして葉にハリがない…」という時にも有効な手段です。
3日に1回、切り口をカット
3日に1回くらいの頻度で枝の切り口をカットし、断面を更新してやれば水の吸い上げが良くなり日持ちします。
夏場は水が傷みやすいため、最低でも3日に1回は水を変えてやりましょう。
切り口にぬめりがある場合は切り戻し、手で優しくこすって洗い流します。
枯れずに清潔、虫の湧かないユーカリが欲しい方へ
ユーカリの枝は、こまめな水替えや枝の切り戻し、湯揚げなどをすることで1ヵ月ほど日持ちさせることができます。
とはいえ頻繁に水を変えたり、切り戻したり…となるとなかなか大変ですよね。

そんな方には「フェイクグリーン(人工樹木)」がいいかも。
フェイクグリーンはこんな人におすすめ。↓↓
- 手間と時間をかけずにグリーンを長く楽しみたい…
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至近距離でもかなりリアルなので、「安っぽくなるのは避けたい」という方におすすめです。
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ユーカリの枝に関するよくある質問
水に差しておけば根っこが出てくる?
ユーカリは挿し木で増やすことができますが、実は非常に根付きにくく成功率は低めです。
ユーカリの場合、水に差しておいても発根することは少ないです。
挿し木で増やしたい場合、複数の枝を土に挿して発根を待つのが良いでしょう。
延命剤を使った方が日持ちする?
基本の管理と合わせて延命剤を使うことで、切り枝の鮮度を長く保つことができます。
水あげ名人は、水の汚れや臭いを抑える抗菌効果、水の吸い上げを助ける効果を発揮する延命剤です。
水100mlに対して10ml(1目盛り)を薄めたものを使用します。
枝が傾いてバランス良く飾れない
- 枝がバラバラに傾いてバランスよく飾れない
- 枝が重くて容器が倒れてしまう
このような場合は枝もの専用のフラワーベースがあると便利です。
枝物の場合、通常の花瓶では重さに耐えきれず、バランスを崩してしまうことが多いです。
切り枝を安心してセンス良く楽しみたいなら、切り枝専用のガラスベースが便利。
総重量は1.4kg。土台には暑さ6mmの重厚なアイアンプレート入り。
ボリュームのある切り枝を差しても倒れにくく、安心です。

上部にC型の支えがあるから枝が傾かず、放射状に広がる枝葉をバランス良くディスプレイできる
本体(花瓶は別売り)↓↓
割れにくいポリカーボネート製花瓶↓↓