観葉植物を室内に置きたいけれど、虫が湧くのがどうしても嫌…
室内で観葉植物を育てる場合、土や水の存在がコバエの原因になってしまうことも…。
虫を気にせず安心してグリーンを楽しみたい方におすすめなのがフェイクグリーンです。
そこで今回は、フェイクグリーンは虫除けになるのか、フェイクグリーンを使って虫を寄せ付けないコツについて詳しく解説していきます。
フェイクグリーンは虫除けになる？
残念ながら、フェイクグリーンそのものは直接的な虫除け効果はありません。
フェイクグリーンは虫を寄せ付けにくい
フェイクグリーンは虫を寄せ付けにくいですが、虫除けとしての効果は期待できません。
とはいえ、水も土も使わないフェイクグリーンは、生きた観葉植物に比べると虫の発生リスクが低いです。
フェイクグリーンを活用して虫を寄せ付けないコツ
フェイクグリーンそのものに虫除け効果はありませんが、適切に使用すれば、室内の虫の発生を防ぐ効果があります。
ここでは、フェイクグリーンを使って虫を寄せ付けないためコツを紹介します。
定期的にホコリを取り除く
- フェイクグリーンの葉や茎を布で優しく拭くことで、清潔な状態を保つ
- フェイクグリーンの鉢や土台部分も掃除を忘れずに
フェイクグリーンは、メンテナンスがほぼ不要ですが、それでも定期的な掃除は欠かせません。
埃や汚れが溜まった状態では、虫がその隙間に住み着く可能性があります。
周辺環境の湿度と清潔さを保つ
- 室内の湿度を下げるために、定期的な換気や除湿機の使用を心がける
- 食べ物の残りやゴミを放置せず、清潔な環境を維持することも虫除けに効果的
フェイクグリーンの周辺環境も、虫を寄せ付けないためには重要です。
特に、湿気が多い場所や食べ物のカスが溜まる場所には、虫が発生しやすいです。
フェイクグリーンのメリットと併用すべき虫除けアイテム
フェイクグリーン自体に虫除け効果はありませんが、虫除けアイテムを活用することで、清潔に楽しむことができます。
虫除け対策として併用したいアイテム
- 虫除けディフューザー：フェイクグリーン周辺に置くことで、空間全体を守ることができます。
- アロマキャンドル：シトロネラやユーカリ、ティートリーなどの香りは、虫除け効果が期待できるため、インテリアとしても使えるアイテムです。
虫嫌いでも大丈夫！空気を綺麗にする「光触媒フェイクグリーン」とは？
フェイクグリーンは土や水を使用しないため、虫が湧く心配が要りません。
また、光触媒なら虫が湧かないうえ、空気清浄効果も発揮してくれます。
「光触媒」は光に反応することで機能する環境浄化素材
まず初めに、「光触媒」とは環境浄化材料のことです。
光触媒加工が施された部分に光(紫外線、蛍光灯、LED)が当たることで、その表面に強い殺菌力が生じます。
薬剤を使わずに光のエネルギーのみで環境を改善できるのが光触媒コーティングの効果ということですね。
効果は15年ほど持続する
光触媒コーティングは光に反応することで効果を発揮するため、剥がれ落ちなければ半永久的に機能が持続しますが、経年とともに徐々に効果が薄れていきます。
そのため、光触媒コーティングの耐用年数は、施工してから約15年～20年といわれています。
生きた観葉植物であれば、一年を待たずに枯れてしまうことも少なくありません(泣)。それに比べればかなりの高寿命といえそうです。
抗菌・除菌・防臭・空気清浄を発揮
光触媒グリーンを室内に置くことで得られるのが、「抗菌」「脱臭」「空気清浄」などの効果です。
室内の蛍光灯・LEDライトの光に反応することで、これらの効果が発揮されます。
特に、フェイクグリーンは凹凸が多く、壁のようにフラットではありません。
そのため、総面積が広いため、より多くの光触媒コーティングを施すことができると考えられます。
光触媒が施されたグリーンに汚れた空気やニオイ、細菌等が触れる⇒光が当たることで効果を発揮(抗菌、防臭など)、水とCo2に分解
害虫・温度・水やり・植え替えなどのお世話が不要
枯れるストレスを受ける心配もない上、さまざまな効果が得られるというのは大きなメリットです。
また、内部にワイヤーが入っているものが多いため、樹形を変えられるのも大きな特徴です。
生きている植物ではそう簡単に樹形を変えられません。
光触媒コーティングは多くのシーンで活躍
光触媒コーティングは、お住まいの床や壁・トイレ、車内、飲食店や食品関係の施設、医療関係の施設などで採用されています。
光が当たることで効果を発揮するため、電気代やメンテナンス費用が基本的にかからないというのも大きな魅力ですね。
虫が嫌いでも大丈夫！空気清浄効果のあるフェイクグリーン【11選】
近ごろのフェイクグリーンは「ただの造花でしょ？」とは言えない程のクオリティと効果を持ち合わせています。
筆者おすすめの光触媒フェイクグリーンを厳選してみました。
パキラ
観葉植物の定番といえばパキラ。手のひらを大きく広げたような葉が特徴で、「マネーツリー」ともよばれます。
金運や仕事運アップに効果があるといわれているため、贈り物としても人気の観葉植物です。
ユーカリ
シルバーがかった丸い葉が可愛らしいのがユーカリの木は日光を好むため、室内で管理し続けることは難しい植物です。
でも、フェイクグリーンならその心配はいりません。樹形が乱れることもなく可愛い姿を長く楽しめます。
もちろん光触媒加工済み！
ワイヤープランツ風
小さな葉が垂れ下がった姿が爽やかで可愛らしい観葉植物ワイヤープランツ。
過度の乾燥が苦手なため、数日不在が続いたり、水やりを忘れたりすると乾燥で枯れることも少なくありません。
フェイクグリーンならその心配も不要！
フィカス・ウンベラータ
一鉢置くだけでお部屋が爽やかになること間違いなしのフィカスウンベラータ。ハート型の大きな葉が魅力的な観葉植物です。
光触媒加工が施されているこちらのウンベラータは、建材から生じるホルムアルデヒドを分解し、除去する効果をもちます。
もちろん、虫がつく心配もありません。
アイビー
寒さにも暑さにも強く、非常に丈夫で育てやすいのがアイビーですが、室内で育てていると害虫がつくことも少なくありません。
フェイクグリーンなら厄介な害虫の心配も必要ありませんね。筆者のおすすめは斑入りのアイビー。
爽やかな見た目が室内を明るい雰囲気にしてくれます。
オリーブ
シルバーリーフが魅力的なオリーブの木。
とてもおしゃれで可愛いですが、日光を必要とする植物です。そのため、美しい葉色と樹形を保つには基本、屋外での管理が適しています。
とはいえ、室内でもオリーブを飾りたい！
そんなときは光触媒効果のあるフェイクグリーンがおすすめです。
モンステラ
切れ込みの入った大きな葉が魅力的なモンステラ。ただ、室内で育てていると、どうしても樹形が乱れがちなのがモンステラです。
また、日光不足やその他モンステラに適さない環境条件が続くことで、切れ込みの無い葉になることも少なくありません。
光触媒のフェイクモンステラなら、個性的な葉と綺麗な樹形がキープできます。
シュガーバイン
小ぶりな葉がパラパラと垂れ下がる姿がなんとも愛らしいのがシュガーバイン！
シュガーバインに付きやすい害虫としてはハダニやコナカイガラムシなどがありますが、フェイクグリーンなら心配無用です。
ドラセナ
「幸福の木」や「青年の木」に代表されるドラセナは、購入から時間が経つにつれ樹形が乱れがちなのが残念ポイント…。(筆者的に)
ドラセナ系は、購入したときがもっとも美しい姿で、その後は葉が伸びきったり、日光不足で葉数が減ったりと、美しい姿を保つのはなかなか難しい観葉植物と個人的には感じます。
だからこそ、ドラセナはフェイクグリーンをおすすめしたい。もちろん、虫の心配も不要。安心して涼し気な見た目を楽しむことができます。
ベンジャミン
小ぶりな葉が密集している姿が可愛いベンジャミン。
ゴムの木の仲間のベンジャミンも、本来は日光を好みます。また、寒さに弱いため冬場の管理には注意が必要な観葉植物です。
でも、光触媒グリーンならその心配も不要。
室内管理が続くことで害虫の発生も懸念されることの多い観葉植物ですが、フェイクグリーンならその心配も要りません。
好みで選べる
「とりあえず、机に置けるくらいの大きさのグリーンをいくつか欲しい」
「植物の名前や種類がよく分からないから見た目の好みで選びたい」
そんな方にはセットや選べるタイプの光触媒グリーンがおすすめ。
土を使わない光触媒グリーンは、置き場所を選ばずに済むのも嬉しいポイントですね。カビや害虫の心配もないので食卓テーブルにも置きやすいです。
フェイクグリーンは虫除けになる？虫を寄せ付けないコツ【まとめ】
フェイクグリーンは、虫除け効果があるわけではありません。
ただ、本物の観葉植物に比べると虫を寄せ付けにくいため、虫が苦手な人におすすめのインテリアアイテムです。
定期的な掃除や湿度管理、虫除けスプレーの併用によって、さらに効果的に虫を寄せ付けない空間を作ることができます。
本物の植物の代わりとしてフェイクグリーンを活用することで、虫の悩みを軽減しつつ、美しいインテリアを楽しみましょう。
Follow me!
