フェイクグリーンを、「見た目がおしゃれだから」「写真映えしそうだから」といった理由だけで選ぶと、意外な失敗や後悔につながることも…。
今回は、筆者自身の体験を交えながら、フェイクグリーンを見た目だけで選んで失敗した事例や、その落とし穴と対策方法について詳しくご紹介します。
見た目重視で失敗した!フェイクグリーン3つの残念な実体験
1. 写真と違う
ネットで「ナチュラルでリアルな質感」と紹介されていたフェイクグリーンを購入した筆者。
届いた商品は、写真よりも明らかに色が安っぽく、葉の部分もテカテカ。
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2. サイズが合わない
フェイクグリーンをネット購入する際に多いのが「サイズ感の失敗」。
写真ではちょうどよく見えても、実際に届いたら思ったよりも小さすぎたり、逆に大きすぎて置けない…ということも。
3. 色味で失敗
明るめのナチュラルテイストの部屋に、「爽やかなグリーン」を足そうと明るい色のフェイクグリーンを購入。
しかし届いた商品は、想像よりもビビッドな黄緑色で、まるでプラスチック玩具のような印象に…。
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フェイクグリーンの落とし穴①:「質感」が安っぽいと一気にチープに見える
フェイクグリーンは“近くで見たときの質感”が命です。
写真では伝わりにくいですが、葉の光沢感や茎の素材感が不自然だと、安物感が出てしまいます。
質感のチェックポイント
- 葉の表面がテカテカしすぎていないか
- 茎や枝の部分がペラペラorツヤツヤしていないか
- 色ムラや立体感があるか
- 光の当たり方で素材感が変わって見えないか
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フェイクグリーンの落とし穴②:「サイズ選び」で失敗する人が多い
フェイクグリーンに限らず、インテリアアイテムでよくある失敗が「サイズ感のミスマッチ」です。
よくあるサイズの失敗例
- 玄関用に購入したら想像より大きくて圧迫感が…
- 卓上に置こうと思ったら小さすぎて存在感ゼロ
- 壁掛けにしたら、バランスが悪く部屋がごちゃごちゃに
サイズ選びのコツ
- 置きたい場所のスペースを事前に測る(高さ・幅・奥行)
- 「cm表記」をしっかり確認する(画像は参考程度に)
- 実物レビューや使用写真があれば参考にする
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フェイクグリーンの落とし穴③:「部屋の雰囲気」との相性を見逃すと浮く
見た目が気に入ったからといって、それが今の部屋に合うかどうかは別の話です。
特に、家具やカーテン、照明との“トーンの差”が大きいと、フェイクグリーンが浮いてしまいがち。
フェイクグリーンの「相性」チェックリスト
- 木製家具中心なら、グリーンも落ち着いたトーンを選ぶ
- モノトーン系インテリアなら、濃いグリーンやブラック系鉢がマッチ
- 北欧風なら、アイボリー系の鉢+優しいグリーンが◎
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フェイクグリーンの落とし穴④:配置次第で「安く見える」
フェイクグリーンは置き方・飾り方次第で印象が大きく変わります。
「なんかダサい…」と感じたら、それは商品ではなく配置が悪いだけかもしれません。
NGな配置例
- 複数置きすぎて雑然としている
- 照明が暗くて素材のチープさが目立つ
- 家電やコードの近くに置いて生活感が出すぎる
- 高さや奥行きのない場所にただ置いているだけ
フェイクグリーンの映える配置のコツ
- 高低差を意識してディスプレイする(トレーや棚を活用)
- 小さな照明でライトアップして陰影をつける
- 雑貨や本と組み合わせて「暮らし感」を出す
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フェイクグリーンの落とし穴⑤:お手入れ不要=メンテナンスゼロではない
「水やり不要でラク」と言われるフェイクグリーンですが、ホコリや色褪せ、経年劣化への対応は必要です。
フェイクグリーンの手入れポイント
- 月に1回はハンディモップやエアダスターで掃除
- 静電気防止スプレーでホコリが付きにくくなる
- 日当たりが強すぎると色褪せや変形の原因に
失敗しないフェイクグリーン選びのためのチェックポイント
フェイクグリーン購入前にチェックすべきポイントは、以下の通りです。
見た目だけでなく素材感や質感も確認する
ネット通販では「画像映え」を意識した商品写真が多く、実際の素材感や質感がわかりにくいのが落とし穴。
とくに注意すべきなのは「葉の光沢」と「茎や枝の質感」です。
- 安価なフェイクグリーンは葉がテカテカ光り、いかにもプラスチック感が出てしまうことがあります。
- 本物らしさを演出するには、マットで自然な質感の葉や、立体的な葉脈の再現度が高い商品を選びましょう。
▶神戸花物語のフェイクグリーンの口コミレビュー!実際に買ってみた感想
実物写真やレビューをチェックする
商品ページに載っているのは「メーカーがベストに撮った宣伝用の写真」です。
本当に参考になるのは、実際に購入した人が投稿した「リアルな使用写真」や「レビューコメント」です。
たとえばレビューでは以下のような情報が得られることも。
- 「色味が思ったより明るすぎて安っぽく見えた」
- 「枝が柔らかすぎてすぐに曲がってしまった」
- 「ほこりがつきやすくて掃除が大変だった」
- 「鉢が小さくて、バランスが悪かった」
サイズ感が使いたい場所に合っているか測る
フェイクグリーン購入で意外と多い失敗が「思ってたより大きい(小さい)」問題。
商品ページには必ず高さ・幅・奥行きのcm表記があるので、以下のように具体的に計測して確認しましょう。
チェックするポイント
- 置きたい場所の天井との距離(観葉植物タイプなら特に)
- 棚やデスクの奥行き(鉢がはみ出ると危険)
- 他の雑貨や家具とのバランス
▶玄関にフェイクグリーンはダメ?好運気が舞い込む玄関が持つ3つの特徴とは?
インテリアの色・テイストと調和するか考える
フェイクグリーンは「単体で見たら素敵」でも、部屋の雰囲気に合っていないと一気に浮いてしまうことも。
おしゃれな部屋にしたいなら、他のインテリアとのトーンの統一が大切です。
たとえば
- ナチュラルな木製家具が中心なら、落ち着いたグリーンやブラウンの鉢が◎
- モノトーンインテリアなら、白黒グレーの鉢+濃い緑の葉がしっくりくる
- 北欧風や韓国インテリアなら、アイボリーやベージュの鉢+柔らかめの色合いが合いやすい
飾る場所の照明や背景との相性を考える
フェイクグリーンの「見え方」は、置く場所の光の当たり方や背景の色でかなり変わります。
照明で気をつけたいこと
- LEDライトや蛍光灯の真下に置くと、葉のテカリが目立ちやすくなる
- 暗すぎる場所では素材の質感がつぶれて見える
- スポットライトや間接照明の近くに置くと立体感が出ておしゃれ
背景の工夫ポイント
- 白い壁なら濃い緑のフェイクグリーンでコントラストが生まれる
- ごちゃごちゃした棚の中なら、シンプルな葉ものを選ぶと引き立つ
- 壁掛けタイプを使う場合は、背後にアートや文字がない場所を選ぶ
▶植物好きが厳選。本物にしか見えない吊り下げタイプのフェイクグリーン
お手入れの頻度や方法も事前に確認する
フェイクグリーンは水やり不要でラクな反面、ホコリが溜まりやすいのがデメリット。
また、プラスチックや布製素材は時間とともに色褪せや劣化も起きやすくなります。
購入前にチェックしたいこと
- 素材に「防塵加工」「UVカット」などの表記があるか
- 葉が複雑な形状すぎると、掃除が大変になる場合も
- 汚れたら水洗いできる素材かどうか
お手入れのコツ
- 月1〜2回、ハンディモップやドライクロスで軽く拭く
- 静電気防止スプレーを使うとホコリがつきにくくなる
- 高所に置く場合は、柄の長い掃除道具があると便利
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まとめ:フェイクグリーンは「インテリアの一部」として選ぶべき
フェイクグリーンは、「グリーン=癒し」という効果だけでなく、部屋の雰囲気を左右する重要なインテリア要素でもあります。
見た目が気に入ったからといってすぐに購入せず、
- インテリア全体との調和
- 素材感や質感のリアルさ
- 使う場所に合ったサイズと配置
といった点をしっかりチェックすることで、後悔のないフェイクグリーン選びができます。
ちょっとした注意で、空間がグッとおしゃれに生まれ変わります。あなたのフェイクグリーンライフがもっと楽しく、満足のいくものになりますように。