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造花の花束の作り方|初心者向けの組み方とラッピング

プリマオンラインで買ったフェイクグリーンの花束 飾り方

好きな造花を組み合わせて、小さな花束を作ってみたい。

贈り物にも部屋の飾りにも使える花束は、花の色と大きさを絞り、少しずつ重ねると形を考えやすくなります。

この記事では、単品の造花を上向きに組み、茎をまとめて紙で包む、初心者向けの手持ち花束を紹介します。

花材選び、花の高さの付け方、束ね方、ラッピングまで。生花の水処理は行わず、加工できる人工の花材を使います。

まめしば

植物オタク。リアルなフェイクグリーンを集めるのも好き。本物そっくりなフェイクグリーンを日々探し求めている。

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造花の花束は、主役・添える花・グリーンで考える

花束の材料になる単品の造花と人工枝

主役になる花を一種類決める

初めて作るなら、まず最も見せたい花を一種類決めます。大きな花、丸い花、繊細な花など、形に特徴のあるものを中心に考えると、周りへ加える花材を選びやすくなります。主役の花が多すぎると全部が同じ強さで目に入るため、最初は小さな花束に収まる量から始めましょう。

本数は、花の大きさと完成サイズによって変わります。同じ三本でも、小さな小花と大輪の花では見た目の量が違います。商品名や本数だけで決めず、手元で並べ、花の頭が重なりすぎないかを見てください。

添える花は、主役より小さなものを選ぶ

主役の周りには、小さな花や枝分かれした花材を添えます。花と花の間に入れられる形を選ぶと、大きな花が一か所へ固まらず、全体に変化を付けられます。主役の花の色を目立たせたいなら、添える花の色は控えめにしてみましょう。

色数を増やす前に、同系色や近い色を組み合わせて並べると、まとまりを確認しやすくなります。白と淡い色、緑と一色の花など、使う色を少なくしても、花の大きさや葉の形で違いを出せます。必ず特定の配色にする必要はなく、贈る相手や飾る部屋へ合わせて考えてください。

グリーンは、縁と隙間を整えるために使う

人工の葉や細い枝は、花束の外側を整えたり、花の間の隙間を埋めたりする役割で使います。大きな葉を花の前へ重ねすぎると、主役が見えにくくなることがあります。外周に添える葉と、中央の間に入れる小さな葉を分けて考えましょう。

グリーンが長い場合は、花の高さに合わせて少しずつ調整します。花を包むように広げるのか、上へ細く伸ばすのかで雰囲気が変わるため、切る前に仮置きで確認してください。鉢から枝を無理に抜かず、加工可能な単品花材を使います。

花束作りとラッピングに必要な材料・道具

茎をまとめる資材と、包む紙を分けて用意

茎を束ねるには、花材の結束に使えるワイヤーや、用途に合う結束資材を用意します。アスカ商会のワークキット案内にも、花を組み、根元をワイヤーで固定してからリボンを結ぶ工程があります。ここでも、茎の固定を先に行い、リボンは最後の仕上げとして扱います。

紙は、花束全体を包める大きさの包装紙を用意します。薄い紙一枚だけでは花の形を支えにくい場合があるので、内側と外側の二枚で包む方法も候補になります。ただし、何枚も重ねて厚くする必要はありません。実際の束に当て、花を押しつぶさずに収まるものを選びましょう。

  • 主役の造花、添える花、人工のグリーン。
  • 茎の結束に使えるワイヤーなどの資材。
  • 花材の茎と結束資材に適合する切断工具。
  • ワイヤーの端を整えるペンチ。
  • 花束へ合わせた大きさの包装紙。
  • 仕上げのリボン、紙とリボンを切るはさみ。
  • 仮置きのための広い作業台と保護用の敷物。

花材の切断と、紙の切断で道具を分ける

造花の茎は、外側が樹脂でも内部に線材が入っていることがあります。普通のはさみで無理に切らず、商品の加工可否と工具の切断能力を確認します。紙やリボンに使うはさみと、線材用の工具を分けておくと、刃を傷める使い方を避けやすくなります。

茎の内部の材質や太さが分からない場合は、販売元へ確認してください。長さを調整するために花の付け根を切る、接合部を引き抜くといった方法は行わず、カットできる茎の部分を使います。

▶フェイクグリーンの枝の切り方・曲げ方|加工できる部分を見分ける

作業前に、花の向きと接合部を確認

材料を袋から出したら、花びらのつぶれや葉の外れがないかを見ます。届いた時点で破損していれば、加工前に購入先へ相談してください。形を調整できる花材は、その説明に沿って少しずつ整えます。

花の表裏や、茎の枝分かれの位置も確認します。すべての花を正面へ向けられるわけではないため、一番きれいに見える向きを探しておくと、台の上で配置しやすくなります。無理に花の頭を回して、接合部をねじらないようにしましょう。

台の上で仮置きし、花の高さと正面を決める

正面から見せる、小さな花束を作る

ここでは、正面から見ることを中心にした小さな花束を作ります。台の上で、主役の花を中央に置き、添える花を左右へ重ね、グリーンを外側へ添える方法です。背面もきれいに見せたい場合は、花材の量と厚みを増やす前に、実際に持った状態で裏側を確認してください。

花の頭を横一列へそろえるより、中央を少し高く、左右や前面を少し低くすると、段差ができて花の形を見せやすくなります。主役を一番高くしなければいけないわけではありませんが、先にどの花へ目を向けたいかを決めると配置しやすくなります。

握る位置をそろえ、花の頭は重ねすぎない

台の上で花材を並べたら、手で持つ位置へ茎が集まるようにします。花の高さを変えると、茎の下側の長さも変わるので、最初から下端をそろえる必要はありません。束ねる位置と、見せたい花の高さを優先して考えましょう。

花の頭が重なりすぎたら、茎を少し横へずらし、花びらに余白を作ります。葉の付け根が結束位置に来ていないかも確認してください。葉を巻き込んで締めるより、茎だけを無理なくまとめられる場所を探します。

持った状態と、紙を当てた状態の両方で見る

配置が決まったら、結束する位置の茎をまとめて持ち、正面と横から形を見ます。台に寝かせた状態では広がって見えても、持ち上げると花が寄る場合があります。手で持ちにくいほど太い束になったら、花材を減らすことも考えましょう。

包装紙を後ろへ軽く当てると、花がどのくらい見えるかを確認できます。紙が花の頭を覆いすぎる場合は、紙の高さや束の位置を変えます。仮置きの時点で写真を撮っておくと、束を組み直す際に並びを確認しやすくなります。

造花の茎をまとめ、花束の形を固定する

一本ずつ重ね、結束位置を保つ

台の上で決めた順番を参考に、主役の花、添える花、グリーンを重ねます。持ち手になる茎の位置を保ち、花の頭を引っ張らずに扱ってください。大きな花束を一度に握るのが難しければ、小さな束から始めると調整しやすくなります。

この作り方では、難しい茎の回し方を覚えることより、見せたい正面と花の高さを保つことを中心に進めます。全部の茎を強くねじり合わせず、花材の順番と持つ位置を確認しながら重ねましょう。

茎の部分を固定し、葉を巻き込まない

形が決まったら、結束位置の茎へワイヤーなど適合する資材を掛け、ずれにくい状態に固定します。葉や接着箇所を巻き込んで締めないようにしてください。締めすぎて茎の表面を切り込むことも避け、材料に合う固定方法で進めます。

巻く回数や強さは、花材の量と資材によって変わります。決まった回数で必ず保持できると考えず、低い作業台の上で持ち、枝が抜けたり結束箇所がずれたりしないかを確認しましょう。形が崩れた場合は、花を引っ張って直すより、必要なら結束をほどいて組み直します。

茎の下端は、持ちやすさを確認して調整

結束後に、茎の下端が極端に飛び出していないかを見ます。包装紙へ収まる長さと、持ち手を支えられる長さを残し、必要な場合だけ加工可能な部分を切ります。全部を短く切りすぎると、包むときに持つ位置が少なくなります。

切断した先端は、露出したワイヤーや鋭い部分がないかを確認し、商品の指定に沿って端部を処理してください。切れ端はすぐ回収し、花束の中や床へ残さないようにします。包んだ紙で隠れる場合でも、手を入れたときに切り口へ触れない仕上げが必要です。

造花の花束を、紙で包むラッピング手順

購入した人工花材を包装紙で包んだ花束の参考写真

紙を当て、花が見える高さを決める

上の既存写真は、購入した人工花材を包んだ状態の参考です。今回作る花束も、まず包装紙を後ろへ当て、花の頭がどのくらい見えるかを確認します。写真と同じ大きさの紙にする必要はなく、実際に組んだ束へ合わせて調整してください。

包装紙は、花の上に少し余裕を作る位置か、花の輪郭がよく見える高さを選びます。紙を高くしすぎると花が隠れ、低すぎると横の茎が見えやすくなる場合があります。正面からの見え方と、持ち手部分をまとめやすい位置を両方確認しましょう。

内側の紙を添え、片側ずつ折り寄せる

紙の上へ花束を置き、花の頭を押さえつけないように、片側の紙を束へ沿わせます。次に反対側を重ね、茎の結束位置付近で紙をまとめます。上部を固く折り込まず、花びらへ触れる部分には余白を残してください。

二枚の紙を使う場合は、内側で花束を包み、外側の紙の角や高さを少しずらして重ねると、縁に変化を付けられます。色や素材が違う紙を使う場合も、主役の花を隠さない量で考えます。紙を増やして大きく見せるより、花と紙の割合を確認しましょう。

下部をまとめ、リボンで仕上げる

紙をまとめる位置は、花材の結束位置と大きくずれないようにします。花の頭の近くを絞ると花びらを圧迫し、下すぎると紙が開きやすくなる場合があります。持ち手を握った状態で、花束を支えやすい位置を確かめてください。

最後にリボンを結び、紙の重なりと結び目を整えます。リボンは花材の結束の代わりではなく、固定した花束の包装を仕上げる役割です。結び目を締めすぎて紙を破らず、花束を持ち上げたときに包装がずれないか確認しましょう。

  1. 主役、添える花、グリーンを決める。
  2. 台で仮置きし、花の高さと正面を調整する。
  3. 持つ位置の茎をまとめ、結束する。
  4. 必要な茎だけ長さを整え、切り口を確認する。
  5. 包装紙を当て、花が見える高さを決める。
  6. 紙を片側ずつ折り寄せ、下部をまとめる。
  7. リボンを結び、花と紙の形を確認する。

贈る・飾る前に、持ち運びと保管を確認する

持ち運ぶときは、花の頭へ圧力を掛けない

花束を渡すまで時間がある場合は、花の形がつぶれない場所へ置きます。紙の上へ重い物を載せたり、細い袋へ押し込んだりしないようにしてください。持ち運びには、花束の高さと幅に合う袋や箱を使い、下部が安定する位置へ収めます。

車で運ぶ場合も、花束が転がらず、荷物の下に入らない位置を考えます。熱がこもる車内へ長時間置くことや、日光を強く受ける場所で保管することは避け、花材の商品に合う扱いを確認してください。

造花であることと、扱い方を相手へ伝える

贈り物にする場合は、人工の花材であることを伝えておくと、水を入れる必要があると誤解されにくくなります。付属の手入れ案内があれば一緒に渡し、包装を外して飾る際にどこを持つかも簡単に説明できると親切です。

すべての造花が水洗いできるわけではありません。手入れは花材の説明へ合わせ、ほこりを取る道具や、日光・熱を避ける条件など、分かっている情報を伝えましょう。自作の花束なら、使った花材の商品名や説明を残しておくと、後から確認しやすくなります。

部屋へ飾るときは、花器の安定性を確認

花束を花器へ飾る場合は、包装紙を外すか、どの状態で収めるかを考えます。造花だからといって、必ず水を入れる必要はありません。花材と花器の取り扱いを確認し、茎が無理なく入り、重さで倒れないものを選んでください。

口の小さな器に太い束を押し込むと、花材や器を傷める可能性があります。器へ入れるために結束をほどく場合は、花束の順番を写真に残し、茎を一本ずつ扱いましょう。紙を付けたまま長期保管する場合も、花の形が押されていないかを確認します。

▶造花の収納方法|型崩れとほこりを防ぐ保管のコツ

 

まとめ

造花の花束は、主役・添える花・グリーンを決め、台の上で高さと正面を整えると作りやすくなります。茎の部分を固定し、必要な長さだけ調整してから、紙を片側ずつ重ねて包みましょう。リボンは最後の仕上げに使います。花を押しつぶさずに持ち運び、贈る場合は造花であることと、商品に合う手入れ方法も伝えると安心です。

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