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フェイクグリーンスワッグの作り方|束ね方と仕上げ方

グリーンスワッグ 飾り方

フェイクグリーンを束ねて、壁に吊るして楽しむスワッグ。花器を置く場所がなくても飾りやすく、長い枝と短い枝の重なりで、縦に流れる形を作れます。

市販品を選ぶだけでなく、好みの人工枝葉を組み合わせて作る方法もあります。

この記事では、人工の枝葉を重ね、茎をワイヤーで束ねて作る室内用スワッグの手順を紹介します。

材料選び、仮置き、結束、吊り下げ部分、リボンの仕上げまで順に説明。生花を乾燥させる工程はなく、加工できる単品のフェイクグリーンを使う作り方です。

まめしば

植物オタク。リアルなフェイクグリーンを集めるのも好き。本物そっくりなフェイクグリーンを日々探し求めている。

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スワッグの形を決め、飾る壁の余白を確認する

枝葉を縦に重ねて吊るしたスワッグの形の参考

上で束ね、下へ広がる基本形から考える

スワッグは、枝葉を束ねて吊るす壁飾りです。この記事では、束ねた茎を上にし、葉先が下へ流れる形を作ります。掲載した既存のスワッグ写真は、縦に重ねる形を考える参考です。実際に使う材料は、以下で紹介する人工の枝葉を用意してください。

丸く一周させるリースとは違い、長い枝を中央から下へ伸ばし、短い枝を前へ重ねると形を作りやすくなります。すべての枝を同じ長さにそろえる必要はありません。先端の位置をずらすと、それぞれの葉が見えやすく、束ねた中にも段差を付けられます。

全長だけでなく、幅と壁からの厚みを考える

最初に、飾る壁の幅と高さを測ります。棚や扉の上に飾る場合は、葉先が家具へ触れない余白を残してください。広がる葉や硬い茎が通路へ出ると、服や荷物が引っ掛かりやすくなることがあります。

壁からどのくらい前へ出るかも確認します。花材を重ねすぎると、正面では整って見えても、横からは大きな塊に見える場合があります。狭い場所には薄めの束、広い壁には少し横へ広がる形など、置き場所から完成サイズを考えましょう。

初めては、軽い枝葉を少ない種類で組み合わせる

初めて作るなら、主役になる枝と、隙間を整える枝の二、三種類ほどから考えると配置を決めやすくなります。大きな花や重い飾りをたくさん加えるより、葉の形と長さの違いで変化を付けてみましょう。

具体的な本数は、一本のボリュームと完成サイズによって変わります。商品写真の本数だけを真似せず、台の上に並べた状態で必要な量を見ます。少し余る材料があれば、束ねる前に足りない場所へ加えやすくなります。

フェイクグリーンスワッグに使う材料と道具

100均のフェイクグリーン

長い枝、主役の葉、小さな葉を分けて選ぶ

材料は、背面で縦の流れを作る長い枝、前面で見せる主役の葉、隙間を整える小さな葉に分けて考えます。たとえば、長い人工枝を後ろに置き、丸い葉のユーカリを重ね、小さな葉のグリーンを添えるような組み合わせです。

同じ植物名の枝でも、葉の大きさや茎の硬さ、枝分かれの位置は商品によって違います。束ねる部分に茎が残るか、下へ向けたときに葉の表が見えるかも確認してください。下向きにした姿が合わない場合は、全体を逆さにすればよいと考えず、仮置きで向きを調整します。

鉢入りの商品から無理に枝を抜いて使うのではなく、加工可能な単品花材を用意します。天然木の幹や、人工水に固定された枝は、同じように切り分けられるとは限りません。手元の材料を使う場合も、商品説明で加工できる箇所を確認しましょう。

ワイヤーは茎の固定、リボンは仕上げに使う

ここでは、花材を束ねるために使えるワイヤーで茎を固定します。FloraCraftも、フローラルワイヤーを人工花材の結束や固定に使う資材として案内しています。葉や花の先へ巻かず、束ねた茎の部分へ掛ける方法で使いましょう。

リボンは、結束箇所を隠し、見た目を整えるために使います。飾り用のリボンだけで重い束を支える前提にはしません。茎の固定と吊り下げ部分を先に作り、最後にリボンを添えると、形を確認しながら仕上げやすくなります。

工具は、茎とワイヤーの材質に合わせる

人工枝を切る場合は、内部の線材に適合する工具を用意します。ワイヤーを切る道具も、太さと硬さへ対応するかを確認してください。普通のはさみで無理に鉄線を切らず、工具の説明に沿って使います。

  • 長さや葉の形が異なる単品のフェイクグリーン。
  • 花材の結束に使えるワイヤー。
  • 茎とワイヤーの切断能力に合うカッターやニッパー。
  • ワイヤーの端を整えるペンチ。
  • 吊り下げ部分に使う、束の重さを支えられる資材。
  • 仕上げ用のリボンとはさみ。
  • 寸法を測るもの、作業台の保護。

長い枝を扱える作業スペースを用意し、ガラスの花器や壊れやすい物を離しておきます。ワイヤーの切れ端が出るので、小さな子どもやペットが近づかない場所で作業と片付けを行ってください。

材料を切る前に、台の上で仮置きする

背面の長い枝から並べる

作業台に枝を置き、上になる茎の位置と、下へ流れる葉先の位置を決めます。まず最も長い枝を背面にし、その上へ少し短い枝を重ねます。枝の先端を一直線にそろえるより、長短を付けて葉が見える位置を探しましょう。

壁側になる背面は、厚く盛り上げすぎないようにします。硬い茎が後ろへ大きく曲がっていると、吊るしたときに束が壁から浮く場合があります。メーカーが調整可能とする箇所なら少しずつ整え、無理に平らへ押しつぶさないようにしてください。

主役の葉を前へ重ね、左右の量を調整

背面の形が決まったら、前面へ主役の葉を重ねます。大きな葉が後ろの葉をすべて隠さないように、先端の高さと横幅を変えてみましょう。真ん中だけ厚くなりすぎる場合は、左右へ少しずつずらすと、葉の形を見せやすくなります。

小さな葉は、主役の間の隙間や、左右の流れを整えるために使います。全部の隙間を埋めるより、葉が一枚ずつ分かる余白も残してください。濃い緑が片側へ集まる場合は、少し離れて見ながら配置を入れ替えます。

束ねる位置を決め、切りすぎないようにする

全体の形が決まったら、茎が集まる結束位置を確認します。葉の接合部分や枝分かれのすぐそばにワイヤーが当たると、部品を傷める場合があります。茎だけを無理なく束ねられる位置を選び、巻き留めに必要な長さを残しましょう。

切り分けが必要な場合は、仮置きで長さを確認してから一本ずつ切ります。最初にすべて同じ長さへ切ってしまうと、重ね方を変えにくくなります。切断前に配置写真を撮り、使う位置と長さを控えておくと作業を戻しやすくなります。

▶フェイクグリーンの枝の切り方・曲げ方|加工できる部分を見分ける

茎を束ね、ワイヤーで固定する手順

仮置きの順番を保ち、茎の部分をまとめる

並べた枝の順番を保ちながら、結束位置の茎をまとめます。葉先をつかんで持ち上げず、茎を持って扱いましょう。束が大きくて片手で保持しにくい場合は、台の上で順番に重ね直し、固定する位置を見ながら作業します。

結束前に、背面の向きと左右の広がりをもう一度確認します。吊るした状態では重さで葉の位置が少し変わるため、台の上で整えた形だけで完成と考えず、低い位置で持ち上げたときの見え方も確認してください。

葉の付け根を避け、茎を巻き留める

ワイヤーは、葉や接着部分ではなく、集まった茎を巻く位置へ掛けます。束が滑らないよう固定しますが、締めすぎて茎の表面を切り込まないようにしてください。必要な巻き方と強さは花材の量やワイヤーによって変わるため、一定の回数なら必ず支えられると判断しません。

束ねたら、枝が簡単に抜けたり、結束箇所がずれたりしないかを低い位置で確認します。強く振って試さず、茎を支えながら状態を見ます。重い材料が多くて保持できない場合は、ワイヤーを増やすだけでなく、束を小さくする、花材を減らすといった方法を考えましょう。

ワイヤーの端を整え、表裏を確認

余分なワイヤーを切ったら、端を工具で整え、外側へ鋭く飛び出させないようにします。指で押し込まず、適合するペンチなどを使って扱ってください。裏側へ向けた端も、壁や手へ当たることがあるため、触れる位置を考えて収めます。

切れ端は、茎の間や作業台の下に残さず回収します。小さな葉や部品が外れていないかも合わせて確認しましょう。固定を終えたら、まず表と裏を見て、リボンで隠す前に接合部の状態を確かめます。

  1. 飾る場所と完成の大きさを決める。
  2. 長い枝を背面に置き、短い枝を前へ重ねる。
  3. 葉の量と向きを整え、結束位置を決める。
  4. 加工可能な茎だけ、必要な長さへ調整する。
  5. 茎を集め、ワイヤーでずれにくい状態に固定する。
  6. 端を整え、部品の外れと結束の状態を確認する。
  7. 吊り下げ部分を作り、最後にリボンで仕上げる。

吊り下げ部分を作り、リボンで仕上げる

吊り下げ部分は、束ねた茎へ取り付ける

吊り下げ部は、葉や細い装飾枝ではなく、結束した茎の部分へ取り付けます。使う資材が束全体の重さを支えられるか、茎から滑らずに保持できるかを確認してください。ワイヤーで輪を作る場合も、単に輪の形ができたことだけで吊り下げ可能と判断しません。

低い位置で壁側の向きと傾きを確認し、吊り下げ部がずれたり、茎が抜けたりする状態なら、飾る前に見直します。重い花器や大きな木の部品を加える作品は、この軽い枝葉を束ねる方法と同じ条件ではありません。初めては軽い材料の小さな作品から考えましょう。

リボンは結束箇所を覆い、葉を隠しすぎない長さに

結束と吊り下げの状態を確認してから、仕上げのリボンを結びます。ワイヤーを隠す位置へ巻き、表から結び目が見えるように整えます。リボンだけで枝を支えるのではなく、固定した茎を飾る仕上げとして使ってください。

リボンの幅と垂らす長さは、作品の大きさへ合わせます。大きなリボンは華やかですが、主役の葉を隠す場合があります。葉の形を中心に見せたいなら細めにする、季節の印象を変えたいなら色を変えるなど、仮に当ててから決めると調整しやすくなります。

リボンを切るときは、枝やワイヤーのすぐ近くではさみを動かさず、布だけを切る位置を確保します。端がほつれやすい素材は、リボンの指定に沿って仕上げてください。火であぶって整える方法を、素材不明の状態で行わないようにします。

正面と横から見て、最後の広がりを整える

仕上げたら、普段見る距離から形を確認します。長い枝が一方向へ偏っていないか、リボンで結束位置が隠れたか、下の葉先が家具へ当たらないかを見ます。葉の向きを変える場合は、調整可能な箇所を支え、接合部へ力を掛けないようにしてください。

束の中から枝を一本抜いて量を減らす場合は、固定を無理に引き抜くのではなく、必要なら結束をほどいて組み直します。完成後に葉だけを引っ張って隙間を作ると、付け根が外れる可能性があります。形を変えたい場合も、茎の位置から考えましょう。

室内へ飾る方法と、手作りスワッグの管理

壁側の固定は、重量と壁の材質へ合わせる

壁に付けるフックは、完成品の重さと壁の材質に合うものを選びます。耐荷重の表示だけでなく、取り付けできる面と設置手順も確認してください。賃貸住宅なら、壁を傷める取り付け方法が使えるかも、住まいの条件に沿って判断します。

通路や扉の近くでは、開閉や移動で枝が引っ掛からない位置を選びます。人の頭のすぐ上や、子ども・ペットが引っ張りやすい場所も避けましょう。軽い作品でも、ワイヤーや硬い茎があるため、触れやすい位置はよく確認します。

日光や熱を避け、ほこりを取って状態を見る

この作例は室内用です。雨風の当たる場所へ飾るなら、花材の屋外適合と固定方法を別に確かめる必要があります。室内でも、直射日光や熱源の近くなど、商品の説明で避けるとされる場所は使わないようにしましょう。

掃除はスワッグを下ろして低い台へ置き、花材に合う柔らかな道具でほこりを取り除きます。葉を支えて手入れし、結束のゆるみや吊り下げ部のずれがないかも確認してください。完成品を丸ごと水洗いできるとは限らないため、部位ごとの取り扱いを優先します。

使わない季節は、葉の広がりを保ってしまう

収納する場合は、全長と厚みに合う箱を用意し、花や葉を押しつぶさない向きで収めます。リボンを外せるなら作品名を付けて分ける方法もありますが、茎の結束までほどく必要はありません。次に使うときは、葉の状態と固定部分を確認してから飾りましょう。

▶造花の収納方法|型崩れとほこりを防ぐ保管のコツ

 

まとめ

フェイクグリーンスワッグは、長い枝を後ろ、短い枝を前に重ねると縦の流れを作りやすくなります。仮置きで形と結束位置を決め、葉ではなく茎をワイヤーで固定しましょう。吊り下げ部分を確かめてから、リボンで仕上げます。重量と壁に合うフックで室内へ飾り、掃除や収納では葉の広がりと結束部分を大切に扱うことがポイントです。

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