観葉植物の株元の資材に白い粉のようなものが湧いてる。。もしかして、カビ!?
観葉植物の株元をおしゃれにしてくれるバークチップ。
バークチップは植物の根元を保護し、土の保湿を助けるために使用されますが、時にはこのバークチップがカビの温床となることがあります。
本記事では、バークチップにカビが生えた時の症状や原因、カビの対処法について詳しく解説します。
バークチップにカビが生えたときの症状は?
バークチップにカビが生えた場合、以下のような症状が観察されることがあります。
白い粉~綿状のものがわく
カビの初期段階では、バークチップの表面に白い粉や綿状の物質が見られることがあります。
これはカビの胞子であり、広がる前に対処することが重要です。
黒や緑の斑点
カビが進行すると、バークチップの表面に黒や緑の斑点が現れます。
これらの斑点はカビのコロニーであり、放置するとさらに広がり、植物の健康に悪影響を与える可能性があります。
不快な臭い
カビが発生すると、特有の不快な臭いがすることがあります。
この臭いはカビの繁殖によるもので、土や植物自体にも悪影響を及ぼすことがあります。
バークチップのカビを放置しているとどうなる?
室内でカビが生えた土を放置することには、以下のようなリスクがあります。
健康リスク
カビの胞子を吸い込むことで、アレルギー反応や呼吸器系の問題を引き起こす可能性があります。
特にアレルギー体質の人や喘息を持っている人は注意が必要です。
カビの拡散
カビの胞子は空気中に拡散し、他の場所にもカビが生える原因となる可能性があります。
これは、家全体にカビ問題を引き起こすリスクを増大させます。
植物への影響
カビが生えた土は、人はもちろん植物にとっても有害です。
植物の根がカビに侵されると植物の成長が阻害され、植物が枯れてしまうことがあります。
バークチップにカビが生える原因は?
水のやりすぎによる蒸れ
観葉植物の水やりが多すぎると土が過剰に湿ってしまい、バークチップが乾燥する時間が少なくなります。
これにより、カビが発生しやすくなります。
風通しが悪い(窓を閉め切りがち)
観葉植物を窓を閉め切りがちな室内で育てている場合、通気の悪さによってカビが発生しやすくなります。
バークチップや土が常に湿っていると空気の循環が悪くなり、カビの発生を促進します。
バークチップにカビが生えたときの対処法は?
まずは通気の確保
観葉植物を置く場所の通気性を確保しましょう。
窓を開けて換気を良くする、または扇風機を使用して空気を循環させることで、湿気を減らしカビの発生を防ぐことができます。
バークチップの交換
バークチップにカビが発生した場合、早めに交換することをお勧めします。
新しいバークチップを使用し、可能であれば抗菌処理が施されたものを選ぶと良いでしょう。
また、定期的にバークチップを交換することでカビの発生を抑えることができます。
観葉植物の株元に詰めたバークチップのカビ対策
水やり頻度を見直す
水やりのタイミングや量を見直し、適切なルーチンを確立しましょう。
土が乾燥していることを確認してから水を与えるようにします。
2年に1回程度の植え替え
観葉植物が成長し、鉢が窮屈になると通気性が悪くなり、カビの原因となることがあります。
2年に1回程度の頻度で植え替えを行い、通気性の良い土壌と鉢を選ぶことが重要です。
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まとめ
- バークチップにカビが生えると、「白い粉~綿状のものがわく」「白い粉~綿状のものがわく」「不快な臭い」などの症状が現われる
- バークチップのカビを放置していると、「健康リスク」「カビの拡散」「植物への悪影響」などが起こる
- バークチップにカビが生える原因は、「水のやりすぎによる蒸れ」「風通しが悪い」など
- バークチップにカビが生えたら、まず通気の確保してからカビの生えたバークチップを交換する
- カビ対策としては、「土が乾燥していることを確認してから水を与える」「通気性の良い土壌と鉢を選び、2年に1回程度植え替えを行う」が有効