光触媒とCT触媒って何が違うの?室内に飾るフェイクグリーンの場合はどっちを選ぶべき?
CT触媒と光触媒。
名前が似ているので何となく同じもの…と思われている方も多いのではないでしょうか?
空気を綺麗にしてくれる効果を持つ両者ですが、実はその効果を発揮する条件に大きな違いがあるんです。
今回はCT触媒と光触媒の違いと、室内に飾るフェイクグリーンの場合はどちらを選ぶべきかをまとめてみました。
CT触媒と光触媒、結局どちらが良いの…?
CT触媒と光触媒の違い
- 光触媒:光に反応して空気清浄効果を発揮。暗い場所だと効果が薄い
- CT触媒:光が無くても空気があれば空気清浄効果を発揮。暗い場所でもok
光触媒もCT触媒も、空気を綺麗にしたり、抗菌効果を発揮したりしてくれます。
光に反応して効果を発揮するのが「光触媒」で、空気に触れているだけで効果を発揮するのが「CT触媒」です。
CT触媒は暗い場所でも空気清浄効果を発揮。場所を選ばない
光触媒は光が全くない場所では効果が発揮できません。
対してCT触媒であれば、暗い場所でも空気清浄効果を発揮してくれます。
窓の無いトイレや玄関におすすめなのは、CT触媒です。
室内に飾るフェイクグリーンならCT触媒がおすすめ
室内で使用するフェイクグリーンの場合、光が少なくても空気清浄効果を発揮するCT触媒が多く販売されています。
光触媒加工は、主に屋外で使用する外壁や防音パネルなどに多く採用されています。
CT触媒フェイクグリーンを窓のない玄関に飾ってみました
空気清浄効果は目に見えないので、本当に効果があるのかな…?と思われている方も多いのではないでしょうか?
そこで実際にCT触媒加工済みフェイクグリーンを、窓の無い玄関に半年ほど取り入れてみました。
玄関を選んだ理由
賃貸に多い窓がない玄関は暗くなりがちで、湿気やニオイがこもりやすいですよね。
そこで、フェイクグリーンを置くことで視覚的な清涼感を与え、CT触媒の効果で空気を清浄に保つことができると考えました。
今回購入したフェイクグリーン
今回はこちらのフェイクグリーンを購入。CT触媒加工済みです。
思ったよりリアル。これを我が家の窓無し玄関に飾ってみます。
設置してみた感想
- 見た目の効果:リアルな質感とデザインで、訪れる人々からも好評を得た。もともと薄暗い場所なので、多少作りの粗さがあっても目立ちにくい。水やり不要で虫も湧かず、清潔に管理できることが大きな魅力。
- 空気の変化:はっきりとした効果は分からなかったが、設置している間は湿気や靴のニオイが特に気にならなかった。窓のない閉鎖的な空間においてはありがたい。
設置してみた分かったメリットとデメリット
- メリット:水やりの手間が一切不要で見た目が劣化しない。窓のない暗い場所でもCT触媒の効果で空気を清潔に保てる。何よりグリーンがひとつあるだけで明るい雰囲気になった。
- デメリット:通常のフェイクグリーンよりもやや高価。
本物の植物を飾ったこともありましたが、窓がない玄関なので葉が傷んでしまったり、土がこぼれてしまったり…とトラブルが多かったです。
今回、実際にCT触媒フェイクグリーンに変えてみて、想像以上にストレスが減りました。
CT触媒と光触媒、結局どちらが良いの…?【まとめ】
- CT触媒は光が不要で24時間効果を発揮するため、屋内環境に適している
- 室内に飾るフェイクグリーンの場合はCT触媒がおすすめ
- 光触媒は紫外線を利用した強力な分解作用を持ち、屋外環境での使用に適している